スタッフKから見た脳梗塞になった社長

 

「こんにちは!」といつも元気な社長ですが、実は脳梗塞で8年前に倒れているんです。

しかも生死をさまよい、回復したとしても車いすのままでしょうと言われて今日まで回復してきたんです。

来られている方たちは「ホンマにそんなに酷かったのかな?」とか「脳梗塞って8年も経つとここまで良くなるんだね」と

思っている方もいるんじゃないかと私は思います。

ずっと仕事を一緒にしてきている私でさえ「昔どんなだったけ?」と思うくらいですから。

思い返してみると階段を降りるときに「手すりがないと怖くて降りられへんのよ。」と言い手すりを持ちながら降りていましたが、手すりのない階段のところでは、「ちょっと肩貸して」と言って降りていました。

バランスをとるのが大変だったんだと思います。

あるとき買い出しに行っていたときには「買い物おわった?まだ??ちょっとめまいがしてきてしんどくなってきてるんやけど」と言っていました。

脳梗塞で倒れる前は糖尿病で体重減って痩せてはいましたが強気な社長という感じでしたが、とても弱々しく見えました。

当時はしんどそうで大変やなあと心配になりました。

今の元気な状態からはおそらく想像できないくらい病人でした。

当時は生きているだけ良かったというくらいひどい状態でしたからしっかり歩けるようになることも想像できませんでした。

しかし社長は「絶対に復活するんだ」と強い思いがあったんじゃないかと思います。

でもそれだけでここまでの復活劇はなかったんじゃないかなと思います。

社長もそう言ってました。

やはりカプセルがあったからこそのここまでの復活だと思っています。

「1にち1にちは何にも変わらん。でも1週間前、1か月前、どんなだったけ?と思うとオレ、変わってるやん」

そう思って頑張ってきたと社長は話していました。

ここのサロンをオープンするときにはまだ走ることが出来なかったのがある時に 信号が点滅しだしたとき、走りだしたのは驚きでした。ついこの間まで次の青信号になるまで待っていたのに・・・・

今では私より走るのは早いかもと思っています。

去年はめざせ!270ヤードと題してゴルフの動画を撮ったり、公開はしていませんがソフトボールを投げるようになったりしています。

普通にできるように思ってみていますが、退院したての時からずっと思い返すと「ここまでようできるようになったなあ」と思います。

今はまた新たな試みであーでもないこーでもないと頭を悩ましております。